人生を変える授業、始めます

この度、2018年9月13日(木)に、学生及び非大卒人材に対するキャリア教育事業等を行う一般社団法人スクール・トゥ・ワーク(所在地:東京都千代田区、代表理事:古屋 星斗、以下「新団体」といいます。)の設立をいたしましたので、お知らせいたします。なお、10月1日(月)より、新団体の運営を開始いたします。

我が国では、「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」や「育児や介護との両立など、働く方のニーズの多様化」などの状況に直面しており、投資やイノベーションによる生産性向上とともに、働く機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境を作ることが重要な課題になっています。

また、行政が推進する「働き方改革」は、この課題の解決のため、働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、働く方一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを目指しています。

このような状況下で、新団体は、「働き方改革」の主旨に賛同し、我が国の将来を担う若者の中でも主に中学校卒、高等学校卒、専門学校卒、高等専門学校卒、短期大学卒や大学中退などの人材(以下「非大卒人材」といいます。)が安心・納得して働き、その意欲や能力を十分に発揮できる社会の実現を目指して設立されました。

新団体では、まず、勤労観や職業観を養うためのキャリア教育を学生及び非大卒人材に対して行うキャリア教育事業を開始します。その後、学生及び非大卒人材の望ましい勤労観や職業観の理解度の向上に伴って、職業関連技能教育事業や職業関連技能資格事業を展開してまいる予定です。

1.一般社団法人スクール・トゥ・ワーク 組織概要
団  体  名  一般社団法人スクール・トゥ・ワーク(英語名:School to Work Association)
住     所  東京都千代田区九段南4丁目6番13号ニュー九段マンション301
連  絡  先  TEL:03-6228-1351  FAX:03-6368-3250
設     立  2018年9月13日
役     員  代表理事  古屋 星斗
         理  事  松井 孝憲
         理  事  本多 夏帆
         監  事  小松 裕介
事 業 概 要
(1)キャリア教育事業
主に非大卒人材が活躍するための仕事に関する価値観の情報発信、学生及び非大卒人材に対するキャリア教育の実施
(2)職業関連技能教育事業(準備中)
学生及び非大卒人材に対する新社会人基礎力等の就職関連技能の習得のための教育の実施
(3)就職関連技能資格事業(準備中)
学生及び非大卒人材に対する新社会人基礎力等の就職関連技能の認定
運 営 理 念
「私たちは、キャリアを選択する力の育成を通じて、未来を生きる若者全てが安心・納得して働き、その意欲や能力を十分に発揮できる社会の実現を目指します。」
ブランドスローガン
「人生を変える授業、はじめます」

2.代表理事 略歴


古屋 星斗(ふるや しょうと)
1986年岐阜県多治見市生まれ。大学・大学院では教育社会学を専攻、専門学校の学びを研究する。卒業後、経済産業省に入省し、社会人基礎力などの産業人材政策、アニメ・ゲームの海外展開、福島の復興、成長戦略の立案に従事。アニメ製作の現場から、仮設住宅まで駆け回る。現在は退官し、民間研究機関で次世代の若者のキャリアづくりを研究する。娘が生きる22世紀を夢のある社会にするため、すべての若者が輝ける世界を夢見る。

3.古屋代表理事からのメッセージ
これまで、自分の人生を自分で決めた人はごく少数でした。

江戸時代には「身分」がその人の人生を決めていました。
昭和・平成時代には「企業」がその人の人生を決めていました。

現代では、進学、就職や転職といった「点」では選択をしますが、点同士をつなぐ「線」では、あらかじめ誰かが決めたルートに沿って、人生をつくってきました。
身分制度がなくなり、職業の選択が自由となったあとも、人々がどういった職業人生を歩むかは、就職した「企業」が決めていたのです。
しかし、すでに企業の寿命は人間の職業人生の長さの半分となり、企業が個人の人生を決める時代は終わりました。
ひとりひとりが自分で決めなくてはならない時代が、やってきました。

人生を「自由」に決める時代。自由のなかで、自分が納得できる判断はできるでしょうか。今、そのためのきっかけづくりが求められています。

私たちは、自分の職業人生を作るためのきっかけを、学校で学ぶひとりひとりに、提供したいと思っています
「自由」の時代に、すべての人が、幸せな職業人生をつくれるように。

そして、良い学校に入った、良い企業に入ったという、人生の「点」で満足するのではなく、納得のいく「線」の職業人生づくりを応援していきたい。
そのために、関係するすべての皆様と一緒に考えながら、一歩一歩活動していきます。

プレスリリースファイル