「非大卒人材」に代わる新名称の募集のお知らせ

「非大卒」ではなく、若者が主体的に選択したと言えるポジティブな名称に!

この度、学生及び非大卒人材[1]に対するキャリア教育事業等を行う一般社団法人スクール・トゥ・ワーク(所在地:東京都千代田区、代表理事:古屋 星斗)は、本日2019年1月22日(火)から同年3月31日(日)まで、主に中学校卒、高等学校卒、専門学校卒、高等専門学校卒、短期大学卒や大学中退などの人材と定義される「非大卒人材」に代わる新名称を募集いたしますので、お知らせいたします。

昨今、「非大卒人材」という用語が、新聞やテレビなどマスメディアでも使われるようになってまいりました。

2018年12月に当団体が発表した「スクール・トゥ・ワーク非大卒人材データ集2018」によれば、若者における最終学歴別就業人口(出典:厚生労働省,「就業構造基本調査」(2017年))において、「非大卒人材」が一世代に占める割合は51%と過半数を超えています。

当団体では、現在の「非大卒人材」の就業状況に社会的課題があると考えており、未曾有の少子高齢化社会を迎え労働人口が激減する我が国において、「非大卒人材」の活躍は不可欠だと考えています。

当団体としては「非大卒人材」に光が当たることは前述の社会的課題の解決に繋がるため望ましいと思うものの「非大卒人材」という用語自体には問題があると考えています。

それは「非大卒」、すなわち「大卒に非(あら)ず」では、自らが選んだキャリアとは言い難いからです。キャリア教育の観点からも、若者が主体的に選択したと言えるポジティブな名称こそ望ましいと考えます。

そこで、当団体としては、主に中学校卒、高等学校卒、専門学校卒、高等専門学校卒、短期大学卒や大学中退などの人材に対する新名称を募集いたします。募集期間は本日2019年1月22日(火)から同年3月31日(日)までで、募集方法は当団体のメールアドレス(info@schooltowork.or.jp)に名称候補をご記載のうえご応募ください。2019年4月以降、当団体のホームページにて、「非大卒人材」に代わる新名称を発表させていただきます。

[1] 主に中学校卒、高等学校卒、専門学校卒、高等専門学校卒、短期大学卒や大学中退などの人材

 

プレスリリースファイル

「スクール・トゥ・ワーク非大卒人材データ集2018」 の情報発信のお知らせ

現在の非大卒人材の就業状況に社会的課題があると考える全ての人へ

この度、学生及び非大卒人材[1]に対するキャリア教育事業等を行う一般社団法人スクール・トゥ・ワーク(所在地:東京都千代田区、代表理事:古屋 星斗)は、文部科学省や厚生労働省より発表された統計情報を、非大卒人材の就業にかかるデータ集として再構成し、「スクール・トゥ・ワーク非大卒人材データ集2018」として情報発信いたします。

当団体は、2018年9月13日に設立され、当団体の名称でもある“スクール・トゥ・ワーク”、学校から仕事へをテーマに活動をしています。

若者の就業に関しては、文部科学省と厚生労働省等、それぞれの視点から統計資料が公開されています。今般、当団体は、複数の資料に断片的に掲載されている情報を再構成することで、より分かりやすく非大卒人材の就業状況を伝えられると考え、データ集として情報発信することにいたしました。

本データ集は、1.若者における最終学歴別就業人口、2.高卒・大卒の卒業時点の就職率、3.高卒就職者の1年以内及び3年以内の離職率、4.高卒・大卒の3年以内の離職率比較、5.高卒就職者のうち県外に就職した割合、6.高卒就職者がハローワークや学校を通じて就職した割合、7.高卒・大卒の就職先業種別割合、8.高卒・大卒の就職先規模別割合、9.高卒・大卒の大手企業就職者の離職率、10.高卒、高専・短大卒、大卒の初任給比較から構成されております。

 本データ集は、現在の非大卒人材の就業状況に社会的課題があると考える全ての人に、ご使用いただきたく考えております。

 今後も当団体では、キャリアを選択する力の育成を通じて、未来を生きる若者全てが安心・納得して働き、その意欲や能力を十分に発揮できる社会の実現を目指し、若者の就業状況にかかる情報を発信してまいります。

[1] 主に中学校卒、高等学校卒、専門学校卒、高等専門学校卒、短期大学卒や大学中退などの人材

 

 

スクール・トゥ・ワーク非大卒人材データ集2018

1.若者における最終学歴別就業人口

高校卒は25%、非大卒は過半数(51%)

出典:厚生労働省,「就業構造基本調査」(2017年)

2.高卒・大卒の卒業時点の就職率

高卒就職者は98.1%が就職できている

出典:文部科学省,“平成30年3月高等学校卒業者の就職状況(平成30年3月末現在)に関する調査について”、文部科学省,“平成29年度大学等卒業者の就職状況調査(4月1日現在)”

3.高卒就職者の1年以内及び3年以内の離職率

3年で4割と高い離職率

出典:厚生労働省,“新規学卒者の離職状況”

4.高卒・大卒の3年以内の離職率比較

大卒と比較しても高い

出典:厚生労働省,「新規学卒者の離職状況」

5.高卒就職者のうち県外に就職した割合

“県外”に就職した高卒就職者はわずか18.8%(全国平均)

出典:文部科学省,「学校基本調査」(平成29年度)

 

6.高卒就職者がハローワークや学校を通じて就職した割合

高卒就職者は85%がハローワーク・学校の斡旋で就職

出典:文部科学省,「学校基本調査」(平成29年度)

7.高卒・大卒の就職先業種別割合

就職先にも大きな違い。製造業40%に対し、情報通信業はわずか1%

出典:文部科学省,「学校基本調査」(平成30年度)

8.高卒・大卒の就職先規模別割合

1,000人以上の事業所への高卒就職者は大卒就職者の約半分の割合

出典:厚生労働省,「新規学卒就職者の離職状況」

9.高卒・大卒の大手企業就職者の離職率

1,000人以上の事業所への就職者では高卒・大卒で離職率は同水準

出典:厚生労働省,「新規学卒就職者の離職状況」

10.高卒、高専・短大卒、大卒の初任給比較

初任給の差は続く

出典:厚生労働省,「平成28年賃金構造基本統計調査結果(初任給)」

 

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「若者の早期離職に関する研究会」開催のお知らせ

「未来を生きる若者のために、大人が知る・考えるセミナー」vol.1

~ なぜ若者は3年以内で離職するのか ~

この度、学生及び非大卒人材[1]に対するキャリア教育事業等を行う一般社団法人スクール・トゥ・ワーク(所在地:東京都千代田区、代表理事:古屋 星斗)は、今後、四半期に1度、「未来を生きる若者のために、大人が知る・考えるセミナー」を開催いたしますので、お知らせいたします。第1段として、若者の早期離職に関しての最新のデータに基づいた研究を実施した中川 陽介(なかがわ ようすけ)氏をお招きして、2018年12月18日(火)19時30分から、新橋レンガ通りホールにて、「若者の早期離職に関する研究会」を開催いたします。

本セミナーでは、これまで、大きな社会問題となってきた若者の早期離職、若者がなぜ入職後3年以内に離職するのか、その後どうなっていくのか、という問題について、最新の調査・研究をもとに意見交換し知見を深めます。

当団体は、同年9月13日に設立し、キャリアを選択する力の育成を通じて、未来を生きる若者全てが安心・納得して働き、その意欲や能力を十分に発揮できる社会の実現を目指しています。

[1] 主に中学校卒、高等学校卒、専門学校卒、高等専門学校卒、短期大学卒や大学中退などの人材

 

【開催概要】

イベント名:「若者の早期離職に関する研究会」

開催日時:12月18日(火)19:30~21:00(開場19:00)

開催場所:新橋レンガ通りホール

     105-0004 東京都港区新橋2-14-4マルイト新橋レンガ通りビル4F

参加料金:無料

講 師 名:中川 陽介 氏

      公益社団法人全国求人情報協会 専門研究員

      株式会社リクルートキャリア 就職みらい研究所 研究員

内  容:「3年3割離職」や「七五三問題」といった言葉で、大きな社会問題として語られてきた若

     者の早期離職。若者はなぜ入職後3年以内に離職するのか、その後どうなっているのかを検

     証し、早期離職という現状が物語る真のキャリアづくりの課題について最新の調査・研究を

     もとに意見交換し知見を深めます。

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一般社団法人スクール・トゥ・ワーク設立記念Meet Upイベント開催のお知らせ

『自ら気づき、行動し、人生を選んだ』キャリアづくりのトップランナーの若者と、非大卒の生徒たちが対話する。
そんな新しいキャリア教育の空間を作り出し、日本の進路選択のあり方を変えたい。
わたしたち、一般社団法人スクール・トゥ・ワークの志に共感して頂ける方々が広く交流を行う設立記念Meet Upイベントを開催いたします。

【開催概要】
日 時:2018年10月31日(火)19時00分~20時30分
場 所:SHIBAURA HOUSE 5Fバードルーム
    東京都港区芝浦3-15-4 https://goo.gl/maps/9Tng2
参加費:無料

【当日スケジュール(予定)】
 1.あいさつ&設立の趣旨の紹介
 2.運営メンバーの紹介
 3.サポーターコミュニティ創設宣言
 4.授業コンテンツのお披露目
 5.参加者のみなさまの”選択の瞬間”(自己紹介タイム)
 6.『高卒キャリアグループ(仮称)』立ち上げ宣言
 7.参加者同士のネットワーキング

公式ホームページ及び公式ブログ開設のお知らせ

一般社団法人スクール・トゥ・ワーク「人生を変える授業」の情報発信をスタート!

この度、学生及び非大卒人材[1]に対するキャリア教育事業等を行う一般社団法人スクール・トゥ・ワーク(所在地:東京都千代田区、代表理事:古屋 星斗)は、2018年10月16日(火)に、公式ホームページ(URL:https://schooltowork.or.jp)及び公式ブログ(URL:https://schooltowork.or.jp/blog/)を開設いたしましたので、お知らせいたします。

当団体は、同年9月13日に設立、10月1日より本格的に活動を開始し、キャリアを選択する力の育成を通じて、未来を生きる若者全てが安心・納得して働き、その意欲や能力を十分に発揮できる社会の実現を目指しています。

公式ホームページでは、当団体の社会的課題の解決にかける想い、運営理念、行動指針や団体概要を紹介するほか、キャリア教育事業における授業を開催したい学校関係者の募集やパートナー(講師)の募集、また、当団体を支援してくださる個人及び団体のサポーターの募集などについて情報発信をしてまいります。

公式ブログでは、当団体からのメッセージや活動報告のみならず、当団体、キャリア教育や若者の活躍に関する多くの関係者からご寄稿いただいたり、インタビュー・対談した記事を掲載したりするなどして情報発信をしてまいります。

[1] 主に中学校卒、高等学校卒、専門学校卒、高等専門学校卒、短期大学卒や大学中退などの人材

 

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一般社団法人スクール・トゥ・ワーク設立のお知らせ

人生を変える授業、始めます

この度、2018年9月13日(木)に、学生及び非大卒人材に対するキャリア教育事業等を行う一般社団法人スクール・トゥ・ワーク(所在地:東京都千代田区、代表理事:古屋 星斗、以下「新団体」といいます。)の設立をいたしましたので、お知らせいたします。なお、10月1日(月)より、新団体の運営を開始いたします。

我が国では、「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」や「育児や介護との両立など、働く方のニーズの多様化」などの状況に直面しており、投資やイノベーションによる生産性向上とともに、働く機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境を作ることが重要な課題になっています。

また、行政が推進する「働き方改革」は、この課題の解決のため、働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、働く方一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを目指しています。

このような状況下で、新団体は、「働き方改革」の主旨に賛同し、我が国の将来を担う若者の中でも主に中学校卒、高等学校卒、専門学校卒、高等専門学校卒、短期大学卒や大学中退などの人材(以下「非大卒人材」といいます。)が安心・納得して働き、その意欲や能力を十分に発揮できる社会の実現を目指して設立されました。

新団体では、まず、勤労観や職業観を養うためのキャリア教育を学生及び非大卒人材に対して行うキャリア教育事業を開始します。その後、学生及び非大卒人材の望ましい勤労観や職業観の理解度の向上に伴って、職業関連技能教育事業や職業関連技能資格事業を展開してまいる予定です。

1.一般社団法人スクール・トゥ・ワーク 組織概要
団  体  名  一般社団法人スクール・トゥ・ワーク(英語名:School to Work Association)
住     所  東京都千代田区九段南4丁目6番13号ニュー九段マンション301
連  絡  先  TEL:03-6228-1351  FAX:03-6368-3250
設     立  2018年9月13日
役     員  代表理事  古屋 星斗
         理  事  松井 孝憲
         理  事  本多 夏帆
         監  事  小松 裕介
事 業 概 要
(1)キャリア教育事業
主に非大卒人材が活躍するための仕事に関する価値観の情報発信、学生及び非大卒人材に対するキャリア教育の実施
(2)職業関連技能教育事業(準備中)
学生及び非大卒人材に対する新社会人基礎力等の就職関連技能の習得のための教育の実施
(3)就職関連技能資格事業(準備中)
学生及び非大卒人材に対する新社会人基礎力等の就職関連技能の認定
運 営 理 念
「私たちは、キャリアを選択する力の育成を通じて、未来を生きる若者全てが安心・納得して働き、その意欲や能力を十分に発揮できる社会の実現を目指します。」
ブランドスローガン
「人生を変える授業、はじめます」

2.代表理事 略歴


古屋 星斗(ふるや しょうと)
1986年岐阜県多治見市生まれ。大学・大学院では教育社会学を専攻、専門学校の学びを研究する。卒業後、経済産業省に入省し、社会人基礎力などの産業人材政策、アニメ・ゲームの海外展開、福島の復興、成長戦略の立案に従事。アニメ製作の現場から、仮設住宅まで駆け回る。現在は退官し、民間研究機関で次世代の若者のキャリアづくりを研究する。娘が生きる22世紀を夢のある社会にするため、すべての若者が輝ける世界を夢見る。

3.古屋代表理事からのメッセージ
これまで、自分の人生を自分で決めた人はごく少数でした。

江戸時代には「身分」がその人の人生を決めていました。
昭和・平成時代には「企業」がその人の人生を決めていました。

現代では、進学、就職や転職といった「点」では選択をしますが、点同士をつなぐ「線」では、あらかじめ誰かが決めたルートに沿って、人生をつくってきました。
身分制度がなくなり、職業の選択が自由となったあとも、人々がどういった職業人生を歩むかは、就職した「企業」が決めていたのです。
しかし、すでに企業の寿命は人間の職業人生の長さの半分となり、企業が個人の人生を決める時代は終わりました。
ひとりひとりが自分で決めなくてはならない時代が、やってきました。

人生を「自由」に決める時代。自由のなかで、自分が納得できる判断はできるでしょうか。今、そのためのきっかけづくりが求められています。

私たちは、自分の職業人生を作るためのきっかけを、学校で学ぶひとりひとりに、提供したいと思っています
「自由」の時代に、すべての人が、幸せな職業人生をつくれるように。

そして、良い学校に入った、良い企業に入ったという、人生の「点」で満足するのではなく、納得のいく「線」の職業人生づくりを応援していきたい。
そのために、関係するすべての皆様と一緒に考えながら、一歩一歩活動していきます。

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